ニューヨーク(CNN) ノルウェーの画家エドバルト・ムンクの代表作「叫び」が2日、米ニューヨークで競売大手サザビーズのオークションにかけられ、美術品として史上最高額の1億1992万2500ドル(約96億円)で落札された。 落札価格にはサザビーズへの手数料も含まれる。今回のオークションは当初から8000万ドル以上での落札が予想され、専門家の間では記録を塗り替えるのは必至と見られていた。 絵画のオークションでは2年前にパブロ・ピカソの「緑の葉と裸婦」についた1億650万ドルがこれまでの最高額。ムンクの作品の過去最高額は3800万ドルだった。 今回出品された「叫び」は、1893~1910年の間に描かれた4点のうちの1点。出品したノルウェーの実業家ペッター・オルセン氏は、父がムンクと親交があったとされる。 落札者は公表されていない。 個人が所蔵しているのはこの1点のみで、残る3点はノルウェーの首都にあるオスロ国立美術館とムンク美術館が収蔵している。 ---------------------------------------------- 絵画の価値も、絶対的なものではなく、時代に合わせて、購買層の価値観の変遷とともに変化していきます。 素材の希少性、技術の難易度を考えると、宝石、ジュエリーに軍配が上がりそうなものですが、 背景にあるものを含めると、近代絵画はまだまだ強いですね。 |
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