十四代中里太郎右衛門先生による作品。 轆轤成形ではなく、内側からトントンと木の道具を使い、陶土を叩いて成形しています。 18世紀に途絶えたこの叩きの技法を復興させたのが、先代の中里逢庵先生。 その技術を受け継いで、現代において伝統的な唐津焼の技術を継承しつつ、新たな表現を切り開いているのが、 十四代中里太郎右衛門先生です。 唐津焼は、叩きにかぎらず生命感のある作品が多いですが、 こちらの作品も、叩きによる、内側から張り出すような造形美が、生命感を生み出しております。 お売りいただきありがとうございました。 おまけ・・・ 伝統的な表現ばかりではなく、 ![]() このような、遠目に見ると ? ガラス作品?? と、思ってしまうような、作品にも取り組まれています。 先日、この作品に見る機会に恵まれましたが、これはこれで大変生命力の感じられる作品でした。 これが似合う部屋がほしい・・・ そして、これを飾りたい・・・ そんな妄想をさせてくれる素晴らしい作品でした。 |
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