深川製磁のバーミンガム朝顔 銘も手描きです。 それはさておき、深川製磁は、その歴史の早い段階から、欧米のマーケットを意識した製品づくりをしてきたという伝統から(だからこそ、佐賀県なのに、富士流水のマークだったり・・・)、 世界中に、わが社の製品を販売するんだ という、深川忠治の強い意志がこのマークに現れている気がします。 明治時代の製品は、こじんまりとしていなくて、堂々としているのも、時代の空気感なのでしょうね。 こちらの、バーミンガム朝顔。 おそらくですが、深川製磁創業者の、天才、深川忠次さんのデザインだと思います。(100年前にこのような素晴らしい文様、製品を次々と生み出す天才がいたんです!) もともと、輸出されていた製品、文様の復刻版だと思いますが、現代の日本人に合うように、ちょっとした繊細観であったり、過去の作品のそのままの模倣ではなく、時代に合わせたアレンジはなされていると思います。 現代版の、ちょっと、涼しげな感じもいいですね。 手描きで描かれていますが、蓋と、本体のつるが続いているってところも、豊かですねぇ~ お引越しをされるそうで、不要になったというよりは、託されたような感じでしょうか? 大事に、次のユーザー様へお渡しいたします。 お売りいただきありがとうございました。 |
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