十三代、十四代 今泉今右衛門 作品 お売りください。
箱がなくても買い取り致します。
十三代今泉今右衛門窯 / ロイヤルクラウンダービー 共同作品 色絵様式兎置物 買取
ロイヤルクラウンダービーと、今右衛門窯の共作。
ロイヤルクラウンダービーの兎さんに今右衛門が絵付け。
なかなかにスペシャルなコラボ品。
確認はとっていませんが、現在は、この企画は行っていないとか?
もし、そうであるならばなかなかレアなお品物ですね。
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十三代今右衛門作、十四代今右衛門識 薄墨ぐい呑
十三代が無くなられる直前あたりに作られたものだろうと思います。
十四代が、この箱書きを書かれた時に、墨はじきの着想があったかどうかはわかりませんが、
吹墨、薄墨の十三代から、墨はじきの十四代へのバトンタッチを連想させます。
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>> 色絵雪花墨はじき皿
十四代今泉今右衛門 色絵雪花墨はじき皿
十四代と言えば、墨はじきが有名ですが、
金彩ではなくプラチナを使ったり、結構斬新というか、前衛的な面も持ち合わせています。
鍋島というと、伝統というか完成された様式というかそういうものを連想しますが、今右衛門さんの作品はいい意味で、期待を裏切るような作品を出してきますので、追いかけていて面白いです。
で、この墨はじき。
墨を塗った部分に染付や、墨色がかからない白抜きの技法。
そして、驚くことに、白地に墨はじきをしています。
お皿の左側をじーっと見てみてください。
14代の作品は、大抵こういう形で白地に、墨はじきが入っています。
ぱっと見た目の華やかさではなく、あとからじわじわくる感じですね。
こういう技法を成立させるためには、おそらく4、5回は焼成していると思います。
素焼き、墨色、白地、赤絵、プラチナ 順番はわかりませんが、おそらくそれぞれの工程で焼成していると思います。
・・・で、今右衛門さんがすごいのは、何回焼成しているとか、この工程では薪窯を使っているとか、絵の具の調合が大変だとか、手間がすごーくかかる部分をアピールしていないというところ。
作品がすごい。黙ってて素ですごい。よく見るとすごい。
裏で超努力している。
そういうところも今右衛門さんのよさの一つだと思っています。
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卓越した品格のある轆轤技と、鍋島伝統の精緻かつ力強い線が魅力です。
一旦お値段をお伝えしお引き取りせずにお帰りになられた方に
再びご来店いただきました。
気に入って購入されたものでしょうから、部屋をすっきりさせたいからといって、あっさりと手放すことができずに、気持ちの整理も必要だったかと思います。
今右衛門先生の作品買取いたします。
お売りいただきありがとうございました。
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業者間の競売場に出品されていましたので入手しました。
たまたま、瞬時に判断しないといけない状況になり、「うん、大丈夫」と思い入手して、銘をみてみると・・・
彫り銘ではなく、描き銘・・・
?!あれ?失敗した?
いや、でもこれはどう見ても十三代の作だ。
ネットオークション等では、怪しげな品々を見るけれど、これはその類ではなく、ご本人の作だよなぁ・・・
でも、なんでこんな銘なんだ??
あまりに気になって、今右衛門窯さんに尋ねてみました。
お答えは・・・
紫綬褒章を受章された時か、人間国宝になられた時に、記念の品として作られたものなので、
本人作で間違いないとのことでした。
ありがとうございました。
ふ~~ スッキリ!!
何でもかんでも、マニュアルにしたがって見ていたら、大事なものを見落とすなぁと、思いました。
今右衛門さんの作品を見る時は、品格を感じるかどうかを大事にしていきたいと思います。
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十四代 今泉今右衛門 色絵墨色墨はじき草花文ぐい呑み |
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十三代今泉今右衛門 色鍋島有職文額皿 買取 |
十三代今泉今右衛門 色鍋島草花更紗文花瓶 買取 |
十三代 今泉今右衛門 色鍋島薄墨椿文花瓶 買取 |
十三代 今泉今右衛門 色鍋島吹墨草花文額皿 |
十三代 今泉今右衛門 色絵薄墨草花文花瓶 |
十三代 今泉今右衛門 色鍋島吹墨草花文花瓶 |
今右衛門窯の食器、花器類もお売りください。
当店から離れてお住まいで、ご来店ができない方の為に、宅配便買取のコースを設けております。
不在の際は、折り返しお返事致します。
無理やり買取に誘導したり、先に高値をお伝えして到着後安値を言うなどはあまりしたくはないので、
お見積り時点で、あまり期待を持たせるような応対はしないと思いますが、
安心したお取引をしていただけるよう心がけております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
今泉今右衛門 今右衛門窯 鍋島 関連記事
今右衛門窯からイヤープレートが届きました。
特に、注文しなくても、毎年やってくるので、 今年こそやめようか・・・ 、ストップしてくださいと電話をしようと、思っていましたが・・・
今右衛門 イヤープレート 2017
でも、届くと花篭文様がカワイイのでついついキャンセルの電話をしそびれてしまいます・・・
花篭ではなくなったらやめようかなぁ~ と思っているのですが、この花篭シリーズが長く続いています(笑)
この花篭、モダンなデザインに見えますが、オリジナルは江戸時代の鍋島様式にあります。
こちらは、今右衛門さん本人が描いたものではなく、窯の職人さんが描いたものではありますが、
でも、デザイン、絵付け、焼成、いい仕事してますよねぇ~。毎年200枚のみ制作という枚数の少なさも集めたくなる理由の一つだったりもします。
毎年、自分の仕事机の壁に掛けていまして、
たまに、これを見ながら、
自分の仕事に対する姿勢をこの窯の方々のようにしっかりした仕事をしなきゃと、言い聞かせています。
皿縦のサイズが合っていませんが…
同梱の皿立てはなんだかもったいなくて開封できないのです。
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ちょっと気にはなっていたのですが、行ってまいりました。
十四代今右衛門さんのファンなので、楽しみにしていたら、無い、無い、無い!
2点しか展示されていない!
と、思っていたら、「十三代」今右衛門さんと、「十四代」柿右衛門さんの展示だったのですね(笑)
出口を出たところに、十四代今右衛門さんと、十五代柿右衛門さんの作品が大量にお値段付きで出品されており、なかなかに見ごたえありました。
売約率高く、言うほど不景気ではないのか?という感想。
まあ、でも今右衛門は良いですね。
将軍家、武家に献上する品物を製作するというルーツを持ちながら、明治、大正、昭和を乗り越え平成に至る。
伝統的な鍋島様式もいいのですが、十三代で、吹き墨、薄墨、雲気文という表現手法を得て、さらに十四代で、墨はじきとプラチナ彩を取り込み・・・
今右衛門様式、今泉家様式と言えるような歩みを歩んでいるように見えます。
また、有田に行きたい熱が・・・
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今右衛門 イヤープレート 2015
知る人ぞ知るという感じで、誰もが知るという類のものではありません。
例えば、ロイヤルコペンハーゲンは、大量に生産しますが、
こちらは、1年あたり、200枚。
もちろん、一枚一枚手描き。
作品とも、食器とも違う、楽しさがあります。
有名になったところで、多くの人に行きわたることがないので、
知る人ぞ・・・ という感じに。。。
この花籠をベースとしたデザインは、大変現代的に見えますが、
江戸時代のデザインがベースになっています。
伝統に乗りながら現代感覚も取り入れていく今右衛門窯。
変わらないようでいて変わり続ける姿を今後も見続けていきたいなと思います。
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>> 2014年5月27日~6月1日 西武伝統工芸展 福岡三越にて開催されます!
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>> 有田焼の赤
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