工業製品とは違う価値観、手わざの美 その2

2013/07/14 19:43 に FUCHIGAMI KIYOSHI が投稿   [ 2013/07/14 20:33 に更新しました ]


香蘭社の香炉

手描きです。おそらく、ガス窯かなと思います。


でも書いたように、ぱっと見似たようなものは、転写の技術を使って量産できたりしますが、

同じように見えるものでも、そこに至るプロセスを見ると、

高い絵付けの技術を持った人でないとなし得ないものと、

量産できるもの

とか、

その品物ができるまでにかかった、時間や労力

等、品物の背景にあるものに思いをはせると、

同じように見えるものでも、ずいぶん違ってくるように思います。

もちろん、転写にも試行錯誤や様々な努力がありますので、

転写がだめといっているわけではなく、「良いものは良い」

という結論になりますが・・・


なので、手描きの上に、ガス窯ではなく、薪窯になると、ちゃんと焼き上げることに対する難易度が飛躍的に上がりますので、

薪窯焼成の出来の良い品などは、本当に味わいがあるというか、奥行きがあるというか、

白 の表情が、繊細で、表情豊かですね。

お売りいただきありがとうございました。






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