某オークションで、不意に出てきた品。 品を手にとって見れず、遠目から、今右衛門でこの赤はアリか? なんか怪しいけど、珍しいし手にしてみたい。 ということで、声をかけゲットしてみたものの・・・ いろんな部分に不審点・・・ まず、そもそもの柄。 今右衛門で金彩はないよね(ハハハ) そして、色 赤が違う! 文様が転写 今右衛門の銘が染付ではなく、釉薬の上に青で絵付けされている・・・ 「これは、今右衛門のコピーで間違いございません。」 という私の、判断なので、当店でお売りすることはありません。 プロの世界は、数秒で判断しなくちゃいけないことがあっても、 慌てちゃいけないね。 いい勉強になりました。 プロのオークションでもこれですが、 某、ネットオークションでもやたら不審な作家物が氾濫していますので、皆様ご注意を・・・ 銘があるから、箱があるから本物ですってことは絶対ありませんから。コピーだからこそそういう部分は当然のようにきっちりと抑えますよね。 |