桃山が頂点というのはひとつの価値観であって絶対的なものではない。

2012/05/01 18:52 に FUCHIGAMI KIYOSHI が投稿   [ 2013/04/04 20:48 に更新しました ]

某雑誌の対談で、現代の作品は表面的で、生命力がない。

なんか、こう、どーんと力強いものがないよねぇ 的なお話でしたが・・・

・・・私達世代は、どーんと力強いものは欲していないんですよね・・・。

否定しているわけではなく、素晴らしいとは思いますが、求めているものは、

生命力ではなく・・・

生き方というか、姿勢、自問自答する姿、その過程・・・

「生きていく」 事が、大きなテーマではなく、

「どう生きるか」 が、重要なんです。

なので、どーんと、ダイナミックで力強い的なものもアリといえばアリなんですが、

ちょっと違うんですよね的な感じです。

桃山文化をあまり知らないので、偉そうなことも言えないんですけどね。

なんとなく感じることは、長い戦乱の後に花開いた桃山文化に、第二次大戦後というのは、大きな戦争、混乱の後という面でリンクする部分はあるのではないかなということ・・・
もう少し、調べてみる必要はあると思いますが・・・

美というものは、絶対的なものではなく時代や世代によって変わっていく事は歴史が教えてくれている。

もう少し、煮詰めてみよう。






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