青木龍山作 染付湯呑 共箱

2013/03/25 3:30 に FUCHIGAMI KIYOSHI が投稿   [ 2013/04/03 1:45 に更新しました ]



コンディションは悪くなくあまり使っていないような感じでした。

青木龍山先生といえば、天目が有名ですが、
染付作品も数多く残されています。

青木龍山先生の作品を、時系列順に拝見させてもらったことがありますが、
そこから伝わってくるものは、若い頃から、有田焼の枠に収まらない作陶をされているということでした。

収まらないと言うよりは、有田焼の概念を壊すというような雰囲気さえあります。
こちらのお湯呑も、同様の作陶姿勢が伺えます。

荒々しいタッチの絵付け、そして、凹凸をあえて作った造形。
有田の職人さんは、高い轆轤技術をもっており、龍山先生も当然のように高い轆轤技術があるのに、
轆轤を否定するかのように凹凸を作っています。

作者の意図の真意はさだかではありませんが、私はこの手の作品からはそのような意思を感じます。
青木龍山先生の作品、査定&買い取り致します。
お売りいただきありがとうございました。




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