業者間の競売場に出品されていましたので入手しました。 たまたま、瞬時に判断しないといけない状況になり、 「うん、大丈夫」と思い入手して、銘をみてみると・・・ 彫り銘ではなく、描き銘・・・ ?!あれ?失敗した? いや、でもこれはどう見ても十三代の作だ。 ネットオークション等では、怪しげな品々を見るけれど、 これはその類ではなく、ご本人の作だよなぁ・・・ でも、なんでこんな銘なんだ?? あまりに気になって、今右衛門さんに尋ねてみました。 お答えは・・・ 紫綬褒章を受章された時か、人間国宝になられた時に、記念の品として作られたものなので、 本人作で間違いないとのことでした。 ありがとうございました。 ふ~~ スッキリ!! 何でもかんでも、マニュアルにしたがって見ていたら、大事なものを見落とすなぁと、思いました。 今右衛門さんの作品を見る時は、品格を感じるかどうかを大事にして行きたいと思います。 お売りいただきありがとうございました。 |