時空を越えて

2013/04/24 23:00 に FUCHIGAMI KIYOSHI が投稿   [ 2013/06/19 8:23 に更新しました ]


ちょっと遠方からのお客様からのご依頼。

刻印がない、アンティークショップで購入されたというバングル。

お客様も詳細は分からないとのことでした。


刻印もないので、手がかりは殆ど無いのですが、

おそらくシルバーで、エメラルド、ルビー、パールの品質はそう高くありません。

で、何がいいかというと、この透かしは、型枠に流しこんで作ったものではなく、職人さんによる手作りという点にあります。




裏側の透かしの雰囲気から考えると、おそらくインドか、そのあたりかなぁ?

仕上げがものすごく丁寧かというとそこまではないので、アンティークほどの古さはないのかもしれない・・・

という、判断での買取とさせてもらいました。

普通のジュエリー買取りの常識から言うと、素材が良くない→評価に値しない。

となりますが、私としては、この職人技を評価してあげたい。



観光客相手のおみやげ品などであればここまで凝ったことはしない。

金や、高価な宝石の材料を買うお金はないけれど、人の手はふんだんにかけることが出来た時代のものになるのでしょうか?

アンティーク(100年以上前)ではなさそう?、でも、近年のものでもなさそう?

ってことで、1960年台~1980年代前後って感じでしょうか?

その辺りの事はよくわかりませんが、


パールのコンディションもよくなくなってはきてますが、それでも、

時代と距離を超えてよく当店へいらっしゃいましたね。

という気持ちになりますね。

ちゃんと思った通りの価格で売れるのかどうかもわかりませんが、

このバングルが来てくれたことが嬉しいですね。


お売りいただきありがとうございました。


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